アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 138人

最終回、終わった

2009年08月04日


 「ひとり夜話」の最終回が終わった。
 写真はスタッフからもらった花束。事務所に持って帰って、アポロ宇宙船の隣に飾ってみた。
 宇宙船の下にはサターンロケット。上にはF-104が置いてある。「ひとり夜話」を見た人だけにわかる配列の意味だね(笑)

 二年間、本当に楽しかったなぁ。
 最後にちょっとだけ、ルール違反のサービス。
 今夜語りきれなかったことをレジュメ採録のカタチで載せてみよう。

●ストリートオブファイヤー1984
 こないだ「しゃべくり007」でネプチューン原田泰造が勧めていた。
 「王立」「バオー」『赤い光弾ジリオン・バーニング・ナイト』に影響
 とにかく圧倒的にカッコいい!コンサートを暴走族が襲撃するシーンは、映画史上最高の悪役っぷり。雨に濡れる歩道に映るネオン。ヒロインの背中越しに見える観客。
 SF大会で漫才をやっていたとき、ときどき舞台の上に風が吹く。いっせいに笑うタイミングがシンクロしたとき、笑い声で衝撃波が来る。
 だから舞台に立ってるときは、いつも客席から風を受けているような気持ちになる。映画やコンサートでそういうシーンが多いのも、そのためじゃないか?

 ロックンロールの寓話
 寓話とは?例え話。イソップ寓話「アリとキリギリス」を見て、昆虫もたいへんだな、とは思わない。
 ロックの女王を暴走族が誘拐。元彼のヒーローが救い出して、街は平和に戻る。
 寓話「舞踏会の夜、王女様を悪いドラゴンがさらっていった。名もなき剣士が王女を救い出したが、彼は3つの試練をくぐり抜けて七人の仲間を集めなければならない。
 剣士はドラゴンとの一騎打ちに勝ち、王女は天に祝福される」
 剣士は人間性を取り戻し、王女は使命を自覚して別れた。恋愛のゴールとは幸せに暮らす事じゃない。「すごい恋愛をすること」だけが目的であって、二人が幸福かどうかは関係ない。
 
 最初の歌は「若さというエネルギーのやり場のなさ」
 最後の歌は「現実世界で夢を追うたくましさ」
 つまり「空回りするエネルギーが着地点を見つける話」
 王立も、その他の作品もいつも寓話である。ロケットの話じゃない。僕らの、君たちの話だ。アニメを作るという、くだらないけど意味があるかも知れないこと。
 「宇宙?夢がありますね」「アニメ?夢がありますね」
 自分たちがやってること、やりたいことは「寓話」である、と教えてくれた映画。

●楽観と悲観
「傷つくことを恐れるな。損することを恐れよ」
 必要ないものを売りつけられようとして「傷つくより損する方を選ぶ」のはいけない。
 だから、期待した方がいい。面接でも就職テストでも「よーし、大丈夫」と思ってる方が「ダメかも」と思ってるよりトータルで得。結果はどっちでもかわらないんだから、楽観的な方が損得で言うと得。楽観で失敗したら戦法を変えればいいだけ。悲観で苦しんでも、その過程でなにも学べない。
 悲観や楽観は性格じゃない。人生という市場マーケットに対する戦略。
 こう思えるようになったから、「悲観は損だよ」と言えるようになった。

 いつかは僕もボケる。金もなくなる。親しい人も頼れる人も好きな人もいなくなる。
 でも「そうなる前に死のう」と考えても得はない。
 「1000年ぐらいしたら死ぬかも」と考えて問題ない。たしかに、いま生きてる51才の日本男性は、50年以内に90%は死ぬ。でも確率と個人とは無関係。確率は集団に適用できるけど、個人には意味がない。つまり「600万個のサイコロを転がしたら、たぶんそれぞれの目は100万個づつ」だけど、たったひとつのサイコロの目は確率ではわからない。
 なので、今後は「永遠に生きる」つもりで仕事します。


 最終回やこれまでの「ひとり夜話」の感想は、ここへのコメントだけでなく、自分のブログにも書いてみてね。
 自分の思いや言葉は、できるだけ遠く広くに飛ばした方がいいよ。
 ふわ~、疲れた!また明日!


Posted by 岡田斗司夫 at 03:04

この記事へのトラックバック

就活は厳しいですが、楽観的に行きたいです。

私の好きな岡田斗司夫さんが言ってました。

『●楽観と悲観
「傷つくことを恐れるな。損す...
楽観で行こう!【Yes Fist No Sword!!】at 2009年08月30日 20:09
就活は厳しいですが、楽観的に行きたいです。

私の好きな岡田斗司夫さんが言ってました。

『●楽観と悲観
「傷つくことを恐れるな。損す...
楽観で行こう!【Yes Fist No Sword!!】at 2009年09月04日 04:34

この記事へのコメント

お疲れさまでした。
なんか、最後の岡田さんの挨拶で思わず、泣きそうになってしまいました。今後絶対会えないわけでもないのに・・・・・
ストーリトーオブファイヤーいい映画だし、かっこ良かったですね。ダイアン・レインは東京国際映画際に来日した時、すごく良い人でした。主催者の小松沢氏が、ちょうど当時「ブラック・レイン」が上映されている時で、「あっちが、ブラック・レインなら、こっちはダイアン・レインだ!」と言って空気を凍ったのに、ニコニコされていた。
岡田さんも赤緑色盲だったのですね。私もです。だから理系の大学受けていたのですが、
どこでも、最後に残されて犯罪者の取調べみたいに色覚の検査されて嫌でした。別に
あの色覚表の数字は見えないけど、普通に
色の判断はできるのに、成りたくてなったのではないのに・・・と嘆いたものです。
今日の岡田さんの楽観的に生きるというのは
本当に良いアドバイスでした。自分は欝もわずらっているので、今後は楽観的に生きようと思います。その方が徳だと、昨日の岡田さんの話でよく理解できました。
岡田さんの話はやっぱりいいなあ。
ロフトワンのイベント絶対行きます!!
Posted by ないとー at 2009年08月04日 09:01
本当にお疲れ様でした。
毎月、第一月曜日のスケジュールにひとり夜話を投入し、月に一度のお楽しみを心待ちにしていた習慣がなくなってしまうのがとても残念です。関西での一人夜話イベント!楽しみにしています。
Posted by シオ at 2009年08月04日 09:49
お疲れ様でした。
私も大好きな「ライト・スタッフ」の話が聞けて嬉しかったです。..いやぁ~最後の最後に、いろんな意味の個人的な受け取り方なんですが、『男の中の男』の話をしてくれて、さすがに飛ぶ鳥後を汚さず...を地でいって宇宙に飛び立ってくれたような感覚です。

私は地方在住なので、イベント等々には足を運べないかもしれませんが、(だから、ジョッキーって貴重な存在でしたねぇ...)是非、機会がありましたらこれらイベントの作品化を是非お願いします。
いろいろオトナの事情もあるでしょうが、まだまだ棺桶に足を入れるのは早過ぎます。
Posted by ビショップ僧侶 at 2009年08月04日 13:41
一年程前からひとり夜話を見始めました。岡田さんについて深く触れていったのもほぼ同じ時期です。

最終回の感想ですが楽観悲観の話だと、不安のストレスは内臓に影響大らしく、江戸時代では恋煩いで内臓やられて死んじゃう乙女もいたなんて話もあるので、心にも体にも悲観的になるのは良くないんですね。
ひとり夜話がもし続いていたら、「こないだこんな話したけど、悲観的な生き方のメリットも実はあって、」なんて独自の視点でまた語ってくれるんだろうなってそんな想像をふとしてしまいました。
SF小説は僕がひとり夜話を拝聴しているようにブログをみさせてもらってる知人がお勧めしていたGイーガンのディアスポラ等を読んだんですが、そうだ岡田さんがニーブンニーブン言ってたなと思ってこないだほんだらけで
探したんですけど無かったので、SF小説の棚にあった「天の光は全て星」を買いました。
今日から読み始めようと思います。
それと文化祭価格プラス旅費宿泊費で講演にいらっしゃってくれるという話も僕を含め多くの人が本気にしてると思うのでアーカイブは消えちゃいましたけど覚えておいて下さいね!!
こちらは東北なのでただバカ正直に岡田さんが来る、だけだと人は集まらないと思い、色々考えたりしてますので!!
今までひとり夜話だけでこちらのブログはそれほど見てなかったので、これからちょくちょく覗きに来たいと思います。
二年間お疲れ様でした。
Posted by DN at 2009年08月04日 14:32
岡田さん二年間お疲れ様でした、最後はなんだか涙が出そうでした。岡田さんの番組も初回から欠かさず見ていました。他の番組も色々と好きなものはありますが岡田さんの番組は他番組とは少し毛色が違っていて落ち着いてじっくりと見て話を聞きたい番組でした。チャットログや番組コメントにも目を通されるという事で視聴者の意見も届いていたことと思います。今まで楽しい番組をありがとうございました^^私はGYAOジョッキーが好きです。(長々とすいません)
Posted by MOMO at 2009年08月04日 15:25
2年間お疲れ様でした!
僕は天王寺近くで小さなBARを自営しているのですが、お客様のお酒の肴にひとり夜話で仕入れた話を勝手に披露させていただいてました。

今ではなんだか理屈っぽい常連さんが増えたような・・・。
ありがとうございました!
Posted by ハジメ at 2009年08月04日 17:30
よかったです。
楽観と悲観の話が面白かった。
イベント、行けたら行きます。
本の発売も楽しみにしてます。
お疲れ様でした。
Posted by ごとう at 2009年08月04日 18:51
お疲れさまでした。自分は岡田さんのことをGyaoを通して知ったのでGyaOジョッキーがなくなるのはとても残念です。でもまたいつか今回と同様な参加型の番組がつくられたら真っ先に参加させてもらいます。それと自分のつたない書き込みにも真剣に答えてくださり有難うございました。ほんと感激しました。岡田さんの話には触発されるところがとても多かったです。これからは書籍を通して刺激を受けようと思っています。ですから楽観主義でがんばってください。
Posted by さんくろうさん at 2009年08月04日 23:25
>ここへのコメントだけでなく、自分のブログにも書いてみてね。

そうか!コメントや投稿を今までたくさんすることがあったけど、すこし自分のブログを持とうかという気持ちになりました。
Posted by いまだ at 2009年08月05日 13:19
おつかれさまでした。
これからは是非ロフトに参加させていただきます。
Posted by 匿名 at 2009年08月05日 14:49
ひとり夜話の3時間スペシャルを観て面白かったので、その後にアーカイブをすべて観ました。
岡田さんの話はおもしろくて、聞き入ってしまいます。ひとり夜話が終わるのは残念でなりません。お疲れさまでした。

今日、おすすめのライト・スタッフとストリート・オブ・ファイヤーを借りて観ました。面白かったです。
もっと、おすすめがあったら教えてください。
Posted by フームーン at 2009年08月06日 00:22
すでにご存知かもしれませんが、
ひとり夜話、最終回のザ・ライト・スタッフ話がらみで。

次期ロケット「Ares I-X」
http://www.technobahn.com/news/200809181930
http://blogs.nasa.gov/cm/blog/Ares%20I-X.blog/posts/post_1249078962127.html
http://www.youtube.com/watch?v=XqmS0dnwRfU&eurl=http%3A%2F%2Fmovie%
2Enayuta%2Dvision%2Ecom%2Farchives%2F564&feature=player_embedded
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=_OBKEGZaygw

オマケ・ラブホテルの楽しみ方(おたくネタ)
http://www.menscyzo.com/2009/06/post_82.html
Posted by アキベエ at 2009年08月07日 21:59
午後ギャオで岡田さんを知り
以来お話の楽しさにハマって
「ひとり夜話」はいつも心待ちにしてました
最終回まで「ひとり夜話」らしさが炸裂してて
終わるなんて嘘みたいでした
いつも最後に画面に向かって笑顔で手を振る岡田さんをもう観れないのは寂しいです

これからは違う媒体経由になるだろうけど
またいろいろお話してくださいね
機会を作って是非伺います

今 岡田さんお薦めの「呪われた町」を読んでいます
(上巻の半分まで来ました)
Posted by コショパー at 2009年08月07日 22:07
最終回のアーカイブが見当たらないですね。
もしかして、生放送のみなのでしょうか?
Posted by banchoo at 2009年08月08日 23:25
最後のアーカイブを見て・・・

GO!GO! GyaOから最終回まで
すべて拝見させて貰いました
GyaOで初めて岡田さんの事を知り
毎回見ていたのですが
GyaO以外での出演は
申し訳無いけれども
一度もチェックできてません。
ぜひ、GyaOで復活を期待します。

2年間有難う御座いました。
Posted by ブロサム at 2009年08月10日 14:50
あああー、知りませんでした。
今回で最終回だったなんて。
ラストでは思わず泣いてしまいました。
子育て中のささやかな楽しみだったのに・・・それまでも奪うのですね・・・うう。
こうなったら子供を旦那にあずけてイベント行きます。
大阪に住んでてよかったーーーー!
Posted by しょうちゃんの母 at 2009年08月11日 03:40
ようやく最終回を見れました。
岡田さんの人生の映画を観たような気がします。
人生の真実、配信の中でなんとなく岡田さんがそれに触れたようにも思え、ぐっとくるものがありました。
人を応援するのも悪くないなんて言う岡田さんが見れるかも知れないなあと勝手に想像しています。
2年間楽しく面白く深い番組、本当にありがとうございました。
Posted by 鮒子 at 2009年08月11日 19:10
「楽観と悲観」のテーマについて放送を拝見した直後から考えてました。「悲観や楽観は性格じゃない。」と思えるのは岡田さんが楽観的な性格だからじゃないのかなぁ「悲観や楽観は性格じゃないと思えるのは岡田さんが楽観的な性格だからだ」と思うのは僕が悲観的な性格だからじゃないのかなぁ。と思えてならないです。
Posted by nao at 2009年09月15日 10:32