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おうちに帰ってブログ書くまでがコミケです

2009年12月30日

 並んで買った人、運んで売った人、着替えてポーズ取った人、列を誘導したり管理した人、
 すべてのコミケ戦士のみなさん、お疲れさま~
 ・・・いや、コミケは明日もあるのか。まぁいいや、一足先に僕は「お疲れさま」モードだよ。

 手ぬぐいはほぼ完売。
 「ひとり夜話」イベントに持って行ける分は、「ノート術」手ぬぐいが3枚ぐらいあるだけになっちゃった。

 逆に同人誌「ひとり夜話」は250部ぐらいを売り残したよ。
 やっぱコミケって継続して出展しないとダメだよね。マジメに本を出し続けて、カタログで探してきてもらえるようなサークルが繁盛する。
 うん、正しい場だよなぁ。

 残った同人誌は東京・大阪のイベントで売って、あと100万アクセス記念の賞品に少し配って、その後はどうしようか?というところ。
 正直、通販はしたくない。僕の手間がこれ以上増えてブログや「ひとりテレビ」に割ける時間を減らしたくないしね。
 だったら同人誌専門店に卸す?いや~、そういう内容の本じゃないしなぁ。
 「地方の人でも入手しやすい」「僕の作業負担が少ない」という方法を知ってる人がいたら、コメントかメールで教えてください。

 年内のブログは今日が最後。明日と三が日はお休みします。
 あ、でも特別に言いたいこととか気が向いたら勝手に更新します。
 次回は1月4日(月)、「ひとりテレビ新作公開」の予定。
 twitterは一足お先に、アイコンを寅年バージョンに切り替えました。

 今年はここまで。
 みなさん、良いお年を。
 じゃ、また来年ね。
   


Posted by 岡田斗司夫 at 22:17

ロングテールは幻想なのか?

2009年12月29日

 ダイエットブログの方にも書いたんだけどね、来月文藝春秋から出る文庫がおかしな事になっている。
 「レコーディング・ダイエット決定版」という書き下ろし本と、もう一冊の「レコーディング・ダイエット決定版 手帳」という書き込み式の手帳。
 この手帳の定価が190円という安すぎる価格なので、オンライン書店から「取り扱ってもらえない」という事態が起きているらしい。

 amazonで予約した人は、まだ発売前なのに「amazonから予約キャンセルのお知らせが来た」とtwitterで報告してくれた。
 この事態に対して、ダイエットブログの方では「定価が安すぎて、amazonなどオンライン書店では売っても利益が出ない。だから取り扱えないからだ」と説明をしている。
 amazonプレミアムの会員には通販無料にしなくちゃいけない。その最低価格が400円だ、という話を聞いたこともある。

 さて、ここからが今日の本題。
 別に僕の新刊の取り扱いウンヌンはどうでもいい。利益が出ないならショップも扱わなくて当然だろう。
 消費者やファンのためにとできるだけ安価で良質な商品を企画したけど、それはそれで僕と出版社が悔しがったり対応策を考えればいいだけ。
 問題の本質はここじゃない。

 この件で考えてみたんだけどね、ロングテール現象って幻想なのかな?
 今回の件で、通販サイト関係者に質問したら、匿名を条件にいろんなことを教えてもらった。
「定価が安い商品や利益の薄い商品は、カタログには載せるけど『品切れ処理』にしている」
「通販サイトは在庫種類を多く見せないとやっていけない。扱ってない商品でもオンラインカタログには載せて、問い合わせが来たら『売り切れです』と答える」
 僕の190円手帳と同じようなことは、どうやら水面下ではどこでも起きているらしい。

 リアルショップでは在庫や品揃えというのはごまかしにくい。
 でもオンラインショップでは、画像データさえあれば「在庫有り」商品とまったく見分けがつかない。
 ネットショッピングが当たり前になっている現在、実は「よく売れて儲かる商品」を優遇し、「あまり売れない商品」「利益の薄い商品」を冷遇したり、存在をもみ消したりするようなやり方が徐々に浸透しつつあるんじゃないか?
 僕は自分の手帳事件の底には、こういう「ネット通販のウソ」が隠れているような気がする。

 ロングテール現象という言葉はamazonのビジネスモデルから生まれた言葉だと言う。
 本来なら「売れ筋ではない商品」「利益の薄い商品」であろうとも、できるだけ多くの品種を網羅することによって、その総量が収益モデルを支えている。それがロングテール現象の本質じゃないだろうか?
 しかし上記のような「ネット通販のウソ」は、あきらかにロングテール現象の否定だ。

 今回の190円手帳、リアル書店ではどこでも取り扱ってもらえる。
 リアル店舗を持つセブンイレブン系ネット書店でも取り扱いOKだそうだ。
 そういえばamazonでは少年ジャンプや東スポ、売っていないよね。
 意外なところに、リアル書店の強みがあるんだなぁ。

 今日はここまで。
 明日はコミケ報告をします。
 じゃ、また明日ね。  


Posted by 岡田斗司夫 at 23:10

「ひとりテレビ」新作と、あなたに挑戦!ミッキーマウス問題

2009年12月28日

 (最後に追記あります)
 岡田斗司夫の「ひとりテレビ」、新作を公開したよ。
 今回は「宇宙戦艦ヤマト」完結編について。
 CS番組で対談した山寺宏一さんとのオンエアされなかった(できなかった)話も満載なので、楽しんでね。


 さて、タイトルの「ミッキーマウス問題」について。
 今日、コンビニや書店で発売になった「プレジデント」2010.1.18号の特集で、いろんな知識人が難問・奇問に答える大特集をやっている。
 「カツマ教信者の女上司とどう付き合うべきか?」
「パスポートを20分で発行してもらう裏技とは?」
 などの100近い難問の中で、僕に割り振られたのは「お客に『ミッキーマウスの存在』を信じさせるには?」という超難問。
 ディズニー社からの依頼ではないけど、そのつもりで考えてくれ、というのが注文だ。

 当たり前だけど、この問題には正解はない。その意味ではフェルミ推論っぽい問題とも言える。
 面白いから、ちゃんと考えたよ。
 そこでみなさんにも問題です。せっかくだから同じ条件で考えてみない?

「お客に『ミッキーマウスの存在』を信じさせるには?」

 前提条件は以下の三つ。
①トンチや「お笑い」は無し。「ミッキーを信じないと殺す」と脅すとか、実現不可能な回答はなし。
②相談相手の利益優先。この場合、ディズニー社に実現可能で、利益のある方法を考えること。
③制限時間は3時間。回答は2000文字以内。

 みなさんの答えはブログのコメント欄でも、自分のブログでもどちらでもご自由に。

 僕も同じ条件で考えたよ。
 答えは、プレジデントでチェックしてみよう。
 雑誌の次号が出たら、このブログでも公開しますので、雑誌が読めない環境の人はそれまでゆっくり考えて楽しんでください。

追記:
みんなミッキー問題にチャレンジしてるなぁ。
僕と同じ制約でやりたい人はいるかな?
僕に与えられた制約は以下の二つだよ。

①2000文字以内、つまり1950文字~2000文字で書く。多くても少なくてもダメ。この範囲内で「え?」「ふむふむ」「それで?」「なるほど!」という起承転結を展開する。
②プレジデントという雑誌の購買層、つまり30代後半~50代の男性をターゲットに書く。彼らが「この方法なら、ミッキーを信じる人が増えるだろう」と判断できる根拠と、面白く読み進められる誘導ラインを作る。

難しい?プロのライターならみんなやってる条件です。
やる気のある人は、この難易度高めのコースにチャレンジ!

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。  


Posted by 岡田斗司夫 at 16:32

最後のコミケ告知(新画像、多数有り!)

2009年12月27日

 冬コミの同人誌、今回が最後の告知になります。
 まず、先週発表した表紙ね。
 やっぱりカッコいいよなぁ。
←クリックで拡大するよ!





 で、中身はこんな感じ。
 往年のハヤカワ銀背SFシリーズに徹底的にオマージュ捧げました。
 最後の広告ページまでパロディです。

←クリックで拡大するよ!




 販売価格は今回のコミケ特別価格で1000円。
 「ひとり夜話」の第一回~第二回の内容全てが入って1000円だよ。
 とんでもなくお買い得だと思う。
 はっきり言って定価設定を間違えたんだけど、表紙入稿が早くて定価刷っちゃったから、もういいや!という気持ちで売ります。
 夏コミにはシリーズ続刊を出すけど、ページ数半分で1000円にしないと赤字になっちゃうよ。

 欲しい人は頑張って30日(水)西館「れ01a」まで来てね。
 いちおう1000部用意したけど、1月の「ひとり夜話」イベントで各50冊売るために取っておかなきゃいけないから、用意できるのは900部です。
 午前中で売り切れちゃうと思うんだけどなぁ。楽観的すぎるかな?
 あと、コミケ限定のステッカーも作ったよ。

←クリックで拡大するよ!
 これは売り物じゃなくて、同人誌やアイテムを買ってくれた人へのプレゼント。
 数をあまり作ってないので、無くなり次第配布は終了します。ごめんね。

 その他、今回は手ぬぐいを2種類、作りました。
 各限定100枚、ひとつ1500円で売ります。

←クリックで拡大するよ!

←クリックで拡大するよ!

 ノート柄は、僕の数年分のノートからイラストや文字を読み込んで図案化してみた。
 宇宙柄は絵本になってるから、畳んで読めば本みたいに読めるよ。

 当日はブースに僕が入って売り子します。
 もういいかげん年なので、反射神経が若い頃のようには動けないんだよ(笑)
 だから、できればお釣りがないようにしてくれると、すっごくうれしいです。
 全部欲しい人は同人誌1000円+手ぬぐい2種で1500円×2=4000円を用意してきてね。

 コミケのブースは30日(水)西館「れ01a」
 こないだ書いたことの繰り返しになるけど、マンガ専門書店やネット販売でコミケット・カタログが発売されてるから、かならずあらかじめ場所を確認してから来てね。
 毎年、「まぁ行けばなんとかなるだろう」とタカをくくって、お目当ての場所にすら行き着けずあきらめて帰った人の話、聞くからね。
 いちおう、西館の簡単な略図はコレね。

←クリックで拡大するよ!

 サインはコミケット準備会から禁止されています。
 混んでると会話も無理かも知れないけど、食事とトイレ以外はマジメに売りますのでよろしく。
 差し入れやファンレターは大歓迎。大喜びします。
 では当日、お待ちしています。

 今日はここまで。
 明日は日曜、このブログもお休みさせてもらいます。
 ではまた、月曜にね。
 
  


Posted by 岡田斗司夫 at 02:52

今年のM-1雑感

2009年12月25日

 「マンガ夜話」も終わって、ようやっとやり残してたことに取りかかった。
 まず今日、「宇宙戦艦ヤマト 復活編」を新宿で見てきたよ。
 いやもう、なんぼでも語りたいことがあるけど、これは来週の「ひとりテレビ」のお楽しみに。

 録画していた今年のM-1もやっと見た。
 日頃からニュースとか見ないので、優勝したのが誰か知らないまま見れて本当によかった。
 で、今日はM-1の感想。
 いや違うな。「M-1という年末恒例番組」の感想かな?

 まずオープニングで審査員の紹介。
 やっぱり今年も上沼恵美子は白かったね!首筋と顔の色が違いすぎて。
 ここで一回目の大笑い。

 同じく審査員のオール巨人師匠。漫才に対してマジメな人だよね。
 上沼恵美子の「まだ酒が残ってる」というコメントに対して「僕はこの審査のために酒を五日間絶ってきました」と宣言。
 すると上戸彩が「へーーーーーーーえーーーーーーー」と世にも興味のなさそうな返事。
 いや、これには笑った。今年のM-1で最大のポイントは「上戸彩と周囲の温度差だ!」とここで思ったよ。
 しかし巨人師匠は芸にマジメなんだろうなぁ。M-1の一位は一千万だけど、最下位は「巨人師匠にドツかれる」が賞金だったらいいのに、とか無責任なこと考えちゃったよ。

 続いて決勝戦出場芸人の紹介。この中の誰かが、今後一年はオートバックスのCMに出るんだよね?
 あとで撮るの面倒だから、もう本番終了後の楽屋にセット組んどいて、そのまま撮れば効率いいのにね。
 楽屋レポートをする木村祐一のコメントがもうスベるすべる。
 芸人としてはどうか知らないけど、こういう小器用な人じゃないんだよなぁ。
 敗者復活の司会やっていた藤井隆の方がコメント撮ったりスタジオとのやりとりに向いてるよね。
 木村祐一を起用するならもう少し見せ所を考えてあげればいいのに。その場で炊き出し作るとか。

 で、さんざん引っ張ってからいよいよ本戦開始。
 引っ張るのは視聴者が電話とかで「M-1はじまったよ!見てる?」とか教えあうための待ち時間。あとは「この大会がいかに凄いか」のアナウンスというかタメの時間だよね。
 でも僕は、冒頭の「実にどうでもよさそうに、仕事として司会をこなす上戸彩」を見てから気になっちゃってさ。
 あの場にいる上戸彩以外全員、M-1を「すごいこと」と思っている。M-1を批判したり否定する人も「すごいこと」だから言及するわけだよね?
 でも上戸彩にとっては「漫才日本一を決める」と言われても「へーーーーすごーーーーい(それで?)」なんだよね。

 アイドルとして自分こそ日本一だという自覚も自信もあるから、「日本一面白いという称号をかけて、芸人たちが戦う!」と言われても必要以上に熱くならない。
 「そんなの歌番組でもなんでも同じじゃん。それで?」というスタンスが、どんなお笑い評論よりも「評論的」で面白かった。

 出演者も司会者も審査員も口を開けばみんな「緊張してる」と言う。
 つまりそんなにM-1を「たいそうなこと」だと思ってるわけだ。
 いや、もちろん僕も思ってるよ。だからこそ、一年間ずっと楽しみにしていたし、録画してまで見てるわけだ。
 でも、そういう想いやお笑いファン、テレビ関係者の思いこみは上戸彩の「過剰に評価しない態度」「他の芸能と平等に扱う態度」で一気に相対化されちゃったんだよなぁ。
 
 いやいや、話が流れすぎた。
 本戦の話ね。
 漫才のネタ説明とかなしにどんどん語るから、わかんなかったらごめん。

①ナイツ・・・「ゆったり感」がすごいよね。わざとらしいぐらい加速しない。「ゴールデンタイム生放送で漫才する」という目的しかないのかと思ったよ。「へぇ、こいつら落ち着いてるな。すごいな」と思ったら、審査員のコメント聞いてる時に二人ともものすごく変な唇の噛みしめ方していた。ああ、やっぱりあがっていたのか。

②南海キャンディーズ・・・山里の「拾い方」、本当に上手いなぁ。しずちゃんのボケはパターン化してるけど、彼のつっこみは「いかにパターン化させないか」の苦労がよく見える。この数年で確実に面白くなってるけど、残念ながら世間は彼らの「文法」を理解しちゃってるからね。テツandトモにはまだなれないんだろうね。最後に「二人が思いっきり離れた場所で挨拶」するラストは笑った。審査員の講評時間中も、上戸彩はいっさい緊張感ゼロ。いや、今年一番面白いのは上戸彩だわ。

 ここで敗者復活戦の結果発表。ノンスタイルに決定!背中がゾクっとしたよ。
 カッコいいなぁ、こいつら。
 でも敗者復活に落ちた芸人たちが、いっせいにシラフに返って夜風で凍え出したのには笑っちゃった。みんな気持ちで体温を上げてたんだね。

③東京ダイナマイト・・・登場しながらもう漫才してる!東京ダイナマイトの「始まり方」って時々新しい実験があって面白いんだよね。前はネタに入ってしばらくしてから「東京ダイナマイトです」って頭下げてた。映画のアバンタイトルみたいでカッコよかったなぁ。リラックスして漫才やってるのは良かった。審査員コメントの時、ダウンタウン松本がコメント言い出す前に「オレ、君らの笑い、わかってるで」みたいな顔してるのがちょっと鼻についた。ああいうのを「どや顔」って言うのね。

④ハリセンボン・・・いきなりのスベり始まり。でも春菜の面白顔で持ち直す。腰が強いなぁ。司会者に「あぶないところでしたね」と言われて普段は噛まない春菜が「ありがとごじゃいま~す」って応えてたのに笑った。あと上沼恵美子に「やっぱり別れろ」と振られた相方が空気を読まず「別れません」と応えたときに真剣にキレたのもよかったね。

⑤笑い飯・・・奇跡のように面白かった。島田紳助の評価100点はズルいけど、わかるよなぁ。世間が笑い飯の「文法」をわかってるのを見越した上で、その上に漫才を構築している。邪道だけど面白いよ。ここまで面白かったら邪道でも素晴らしいよ。でも決勝戦、どうするの?

⑥ハライチ・・・あ~~~惜しい!こいつらもっと面白いのに!空気を作るのに微妙なミスしたのかな?ほんのちょっとテンポが速過ぎた?逆か?遅すぎた?前が笑い飯だから、あの加速感に客が慣らされちゃったからなぁ。彼らは逆に「文法」がまだ知られてないのが不利に作用したよね。

⑦モンスターエンジン・・・ま、調子は良くなかったよね。来年頑張れ。すぐにウケる場所で満足しなければ君たちはすごいんだから。でも終わった後の上戸彩のコメント、すごかったよ。「こんな夫婦がいたら面白いですねーーーーー」 いや本当に上戸さん、黒柳どころじゃない芸人殺しだよ。

⑧パンクブーブー・・・たしかに面白いし上手い。でもこの笑いの作り方には上限があるな。沸騰しちゃって100度以上には温度が上がらないお湯にいくら火力を強めてもしかたない。上限精一杯までは作ってるけど、この「笑いの有限感」は若手なのにいいのかなぁ。手堅いなぁ。

⑨ノンスタイル・・・いやいや君たち、新しいことにチャレンジしすぎ(笑)パターン開発というかバリエーションの展開には頭が下がるけど、M-1は新兵器の実験場じゃないぜ。君たちとパンクブーブーを足して二で割れば最強の芸人ができるのかも。

 さて、最終戦だけど、ゴメン、よく覚えてない。
 今年の見所は僕にとってそこじゃなかったんだなぁ。
 笑い飯の「いつものM-1でのスベった感じ」には笑っちゃった。笑い飯って、とんでもない特大ホームランと凡フライの二つに一つ、という印象がある。
 だから今年のM-1で一番印象に残ったのは笑い飯だったよ。
 すごいのに勝てない。
 なんだかドイツ軍みたいでおかしいよなぁ。
 今後は彼らのことを「お笑いのドイツ軍」と呼ぼう。
 ミリタリーファンは、みんな大好きドイツ軍。
 カッコいい新兵器で魅了してくれるけど、ドイツ軍、戦争には勝てないんだよ。残念。

 あとカー用品のオートバックス提供で、優勝したら1年間CM出演なのに「パンクブーブー」っていうのはすごいよね?考えられる限りカー用品キャンペーンとしては最悪の芸名(笑)
 頑張れ、絶対に芸名変えるな!

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。
 あ、今夜12時からtwitterのアイコン、31日までの年末バージョンに変えるから見に来てね。
  


Posted by 岡田斗司夫 at 22:04

「ひとりテレビ」〜マンガ夜話について大事な話

2009年12月24日

 YouTubeの「岡田斗司夫の ひとりテレビ」12月24日版で、NHK BSマンガ夜話についての重要なお知らせを更新しました。
 マンガ夜話は昨夜の放送をもって、少なくとも1年間のお休みに入ります。
 これについての理由や経緯、これからの流れと「ではどうするか?」という対処まで7分弱でまとめて話しています。

注:現在、アクセスが殺到していて再生困難になっている模様です。



 ただし、ここで話してるのはNHKの公式アナウンスではありません。
 あくまで岡田斗司夫がいろんなスタッフや出演者と話した「感想」みたいなものです。
 なので、この発言を引用してブログや掲示板に書く時は注意してね。
 ここで語ってるのは「事実」ではなく、僕の「解釈」だからね。

 「ひとりテレビ」、次回は来週月曜12月28日を予定しています。
 
 今日はここまで。
 また明日ね。  


Posted by 岡田斗司夫 at 16:42

マンガ夜話アシスタント・笹峰愛ちゃんに会えるよ

2009年12月23日

 マンガ夜話の名物アシスタントと言えば、笹峰愛ちゃんだ。
 口数の多いでしゃばりオヤジたちに混じって番組を仕切る手管は「豪腕」とまで呼ばれている。
 美人でスタイル抜群なんだけど、性格は男勝りというか気が強い。
 「男は胃袋を掴め」(料理の腕で男心を捕まえろ)など、九州女な名台詞も多い。

 その愛ちゃんが都内であさってから舞台をする。
 「たぶん、お客さんより出演者やスタッフの方が多い」と言っていた。
 「いまからでも席、全然空いてます。ガラガラです」とまで言い切っていた。
 聞いてみると「クリスマスに彼氏彼女がいない役者やスタッフでちいさな芝居やろう」と言い出したら、いつの間にか大がかりな演劇やることになっていたそうな。
 「お芝居やってると恋愛は無理です」と語る愛ちゃんに会いたい人は、ぜひどうぞ。

 繰り返すけど、
 「いまからでも席、全然空いてます。ガラガラです」
 だそうです(笑)

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。  


Posted by 岡田斗司夫 at 19:42

週刊アスキー「ま金」こぼれ話~あの頃の珈琲

2009年12月22日

 毎週火曜は週刊アスキーの発売日。
 なので火曜のブログは僕が連載中の「ま、金ならあるし」に書けなかったことの補足情報だ。
 
 今週連載分は「ガイナックス、パソコンゲームに参戦する」の第8回。
 舞台となる「ガイナックス隣のレストラン」というのは、当時は吉祥寺東町にあった「ビッグアップルダイナー」だ。

 以前はいしかわじゅんさんのエッセイで「美味しくない。美味しくない、と言うところまでニューヨークそっくり」と書かれてしまったお店だけど、僕を含めて当時のガイナスタッフはみんな気に入ってた。
 いしかわさんは「好みか、好みでないか」と「優れているか、劣っているか」の評価を混ぜて語る人だから、お店ガイドとしてはあんまりアテにしないほうがいいよ。

 薄いアメリカンタイプのコーヒーも本場の味がしたし、レバーステーキも美味しかった。
 牡蠣のロックフェラー焼きやクラムチャウダー、ニューヨークステーキもこの店で味を覚えた。
 毎年、今の時期になると七面鳥料理がランチでも食べられた。クランベリーソースやラズベリーソースなど果実系ソースや、グレービーソースがたっぷりついてパンにはもちろん、不思議にもご飯にもよく合った。

 東町時代のお店は、コラムにも登場する幅広のブラインドから夕陽がきれいに差し込む小ぎれいなお店で、午後の会議はかならずそこで薄いコーヒーを飲みながら延々と続けていた。
 肉類がダメな庵野くんは、いつも「フライドポテトとライスの大」を頼んで、『トップをねらえ!』の演出や設定について何時間でも話していた。

 現在は吉祥寺駅近くに移転したけど、もう10年ぐらいは行ってないかな。
 「オタク学入門」の打ち上げをしたのが最後だから、もっと前か。
 80年代、創業当時のガイナックスを親しく知ってる人なら、みんな一度は飲んだコーヒーだ。
 ちょっと懐かしいな。

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。


  


Posted by 岡田斗司夫 at 16:08

今夜からマンガ夜話&木曜まで「ひとりテレビ」延期

2009年12月21日

 ごめん、マンガ夜話の準備でブログの更新もできないぐらい追い詰められてるよ。
 さすがに東京・大阪と二日続けての「ひとり夜話」で体力使い果たしちゃったみたい。

 NHK、BS2の「マンガ夜話」は今夜12時から放送開始。
 今日の夜は収録済みの「リアル」。
 明日の夜は生本番の「犬夜叉」。この作品の読み直し、まだ21巻までしか進んでないんだよね。
 連載時に読んでたはずだけど、さすがに忘れてたね~(笑)
 翌日の「青い花」なんか、いまだ未読という状態。間に合うのかな?
 
 というわけで、毎週月曜にはUPしていた「ひとりテレビ」の新作公開は、今週に限っては木曜まで延期します。
 楽しみにしてくれていたファンの人たち、ごめんね。

 水曜深夜のマンガ夜話終わりで、ちょっとした発表がある予定。
 なので、その件についての解説や展望などを語ろうと思います。

 ではマンガ読まなきゃいけないから、今日はここまで。
 また明日ね。

  


Posted by 岡田斗司夫 at 18:35

悩みのるつぼ

2009年12月19日

 今日発売の朝日新聞be(青)の人生相談「悩みのるつぼ」で回答してます。
 なかなか悩んだ質問だったけど、思い切って答えてみたよ。
 ぜひ読んでみてください。

 質問を読んだときのなんだかモヤモヤした感じをなんとか表現したくて、もう思い切って怒ってみよう!と書いてみた。
 回答を書こうとしたら、なんでこんなにイライラするのかわかんなくて、やっと「そうか、僕は腹が立ってるんだ」っていう自分の感情を見つけたから、それを拠り所にして書いちゃった。

 人生相談の回答というのは、諭すような口調になったり一段上になったり、客観的なフリをして心が入ってない答えをしちゃうことがよくある。
 僕が嫌いなのは「相談者のことを好きにならずに、自説を開陳しちゃうタイプの回答」だ。
 カラオケじゃないんだからさ、もっと相手を見ようよ!って思うなぁ。
 
 う~、さっきトークイベントが終わったばっかしだから、頭の中がとりとめもないです。
 日曜は休みなので、今週はここまで。
 じゃ、また月曜にね。
  


Posted by 岡田斗司夫 at 01:48

時差挨拶のススメ~twitter崩壊を未然に防ごう

2009年12月18日

 昨夜の焼き肉、美味かったなぁ・・・
 もちろん食べ過ぎたよ(笑)
 ま、そのあたりの話はダイエットブログで。

 それはともかく、昨夜の公開読書、twitterの不調がすごかったよ。
 読んでもつぶやいても、ほとんどリアクションなし。
 今まではそんなことなかった。読み進めて概略をUPしても、感想をつぶやいても答えきれないぐらいの人がつぶやき返してくれた。
 ところが、昨夜はシーン!だよ。
 なんか嫌われたかな?とか、小難しい本を選んじゃったのかな?とか思った。

 ところが開始後、30分以上してからやっと「岡田さんの公開読書、まだはじまらない」というつぶやきが、僕のタイムライン(TL)に表示されだしたんだ。
 え?どういうこと?
 初心者の僕は混乱したけど、どうやらtwitterではよくあることらしい。
 システムに負荷がかかりすぎて処理に時間がかかってるのだという。
 2時間後、深夜1時に公開読書が終わって考察に入った頃、一度に「やっと読めた!」「今日はないのかと思った」というつぶやきで僕のTLはあふれかえった。

 いやいや、びっくりした。
 でもさ、平日の夜でこれってまずいよね?
 twitterの新規参入者がどれだけのペースで増えてるかしらないけど、これじゃクリスマスの夜、どうなっちゃうんだろう?

「メリークリスマス!」
「メリクリ~」
「メリクリなう」

 みたいな他愛のない挨拶で溢れかえるはずだよね?
 そしたら、

「梅田のビッグマン下なう」
「ビッグマン向かいなう」
「新宿タイムズクエアなう」
「アルタ前なう」

 
 こういう待ち合わせつぶやきが届かないことになる。
 クリスマスの夜に出会えない難民が街にあふれちゃう。 


 そして大晦日とお正月。
 紅白で誰が出たか誰が歌ってるか、除夜の鐘のカウントや新年のカウントダウンだ。

「5秒前なう」
「3秒前なう」


 で、いよいよ12時を過ぎたら

「あけましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。本年もよろしくお願いします」
「あけましておめでとう!」
「あけおめ~」
「あけおめことよろ!」
「明けましたなう」
「混んでるなう」
「混んでるよ。落ちてる」
「処理落ちなう」


 こうなるに決まってるよ。
 どうしよう?
 昨夜、アスキーの福岡さんと焼き肉食べながら話したんだけど、もうこうなったらトラフィック混雑緩和のため、省略語を今のうちに決めた方がよくない?

 メリークリスマスは「メリクリ」でも長いなぁ。
「メクリ」いや「メリ」でいい。
「メクリなう」とか

 いや、どうせ処理が遅れるんだから「なう」もいらん!
「メリ」だけでいいんじゃない?
「メリ」と言われたら「メ」と返すだけ。

 お正月も全部で3~4文字以内。「なう」使いたいんなら2文字!
「あけなう」とか「あおなう」。
 ここまでやったうえで、それでも処理が落ちたりしたら「おいおい、システムしっかりしろよ」と言ってもいいかもね。
 とりあえずやれることは、各自やろう。

 とりあえず僕のオススメは時差通勤みたいに「時差新年あいさつ」だ(笑)
 4~6時間ぐらいずらした方がいいと思うよ。
 年賀状だって朝届くんだしさ。
 他にいいアイデアがあったら、コメントをよろしく。

 じゃ、そろそろトークイベントで新宿に向かいます。
 今日はここまで。
 また明日ね。

 追記:
 twitter、のっとられてたらしいよ。
  


Posted by 岡田斗司夫 at 16:06

焼き肉&twitter公開読書&1月「ひとり夜話」発売開始

2009年12月17日

 今夜は週刊アスキーの人たちと焼き肉。
 編集部で一番偉い人が赤坂で奢ってくれるらしい。
 あ~、これは太るね。明日の体重絶対に1キロは増えてるだろうな(笑)
 もちろんタダで焼き肉を奢ってもらえるわけはなく、さらに馬車馬のように働かさせるんだけどね。

 いや、出版不況の昨今、「馬車馬のように働かされる」というのは正当な表現じゃないなぁ。
 「ありがたくもお仕事いただける」だな、うん。
 単行本とか、そういう話が今回こそ出るのかな?
 先月はtwitterとiPhoneを奨められただけで、その両方にハマっちゃったからからなぁ。
 またデジタルガジェット欲に負けちゃうかも。

 たぶん22時半には戻ってこれると思うので、23時よりtwitterで公開読書します。
 テキストは昨夜と同じ『働かざるもの、餓えるべからず』、今夜は127ページからね。


 あと、1月分の「岡田斗司夫の ひとり夜話」の前売りが今週末から発売になるよ。
 岡田斗司夫が、ひとりで3時間語り倒すイベントなんだけど、内容は、たぶんこんな感じです。

①2020年はこうなる~岡田斗司夫の未来予測
②アニメとマンガの明日はどっちだ!
  「縦マンガと横マンガ」
  ガンダム、エヴァ、ヤマトの未来
③1月中にこれを読め!オススメ本紹介


 大阪では今回、「マチネー」という名前でお茶会をしてみます。
 すっごく安くて手軽だけど楽しいイベントにしてみようと思います。
 マチネーは当日券のみなので、申し訳ないけど希望の方は頑張ってね。
 もちろん、夜の本公演はチケットぴあで予約できます。

 東京は徐々に売り切れ時期が早まってきたので、思い切って昼夜二回公演にしてみた。
 昼夜とも同じ内容なので、両方申し込む必要はないよ。
 僕自身も、同じ人に二回聞かれるとテンションが下がっちゃうので、ひとり一回でお願いね。
 こちらはローソンから申し込み可能です。


2010年1月 ひとり夜話

〔大阪〕
タイトル 「岡田斗司夫の ひとり夜話 5」
出演   岡田斗司夫
日時   2009年1月9日(土)
①マチネー企画 17:00開場 17:30開演18:30まで(1時間企画)
②本公演 18:30開場 19:00開演(2時間半~3時間企画)
 ※マチネーとはソワレ(夜間)公演の対の意味の昼公演です。通常の19時からの夜公演を本編として、今回はその前に1時間ミニ企画をおこないます。(お茶・お菓子付当日券のみ1000円)
 ※マチネー・本公演両方参加の方はそのままお座りいただいくことが可能です。一旦退出していただくことはありません。 何卒ご了承ください。
会場 studio ZAZA boxⅢ 06-6212-3005 ※今回はboxⅢです〔〒542-0071大阪市中央区道頓堀1-7-21 中座くいだおれビル4F〕    
料金 ①マチネー公演 当日券のみ 1000円(お茶・お菓子付)②前売2000円 当日2500円 自由席 発売日  チケットぴあ 12月20日(日) Pコード 616-623
主催・問合せ ワイ・シー・トイズ・ラボ 06-6643-7620

〔東京〕
タイトル 「岡田斗司夫の ひとり夜話 5」
出演   岡田斗司夫
日時   2010年1月16日(土) 昼夜2回公演(2時間半~3時間企画)
①昼の部 13:00開場 13:30開演②夜の部 18:00開場 19:00開演
場所   ロフトプラスワン 03-3205-6864〔〒160-0021東京都新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2〕
料金   チャージ¥2000(+飲食代)
発売日  ローソンチケット 12月20日(日)【Lコード:33531】
※Lコードは昼夜共通。Lコードを入力頂いた後に公演回を選択して頂く形になります。
問合せ ロフトプラスワン 03-3205-6864

 では、もうすぐ焼き肉食べに行ってくるね。
 味は明日ここに報告します。
 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。
  


Posted by 岡田斗司夫 at 17:23

岡田斗司夫の黒歴史と、twitter公開読書

2009年12月16日

 いや~、ブログで愚痴は言いたくないけど、いまヘロヘロだよ~。

 あさってに迫った「ひとり夜話」の準備で、壇上からいろいろ見せる資料を作っている。
 岡田斗司夫式のノート術という企画で使うために、説明用に過去のノートを掘り出したんだ。
 そしたらもう、黒歴史が出るわ出るわ!
 特にガイナックス社長時代のが凄かったよ。
 
●「坂本龍一への注意事項」・・・『オネアミスの翼~王立宇宙軍」の準備してるときのノートより。偉そう!おまえ何さまだよ!(笑)

●「バンダイよりスパイラルゾーンの下請け条件 毎月200万保証」・・・うぎゃぁ~!とんでもなくリアルな数字!でも月200万でアニメできるはずがない。
 これは制作費以外に契約費として200万という交渉をしていた時。製作スケジュールがこちら側の責任でなく遅れた場合でもスタッフへの固定給が発生しちゃうからね。

●「庵野くんへの固定月7万+1カット2000円」・・・安いと思う?とんでもない!スタッフ内では監督以上のギャラだったんだよね。これでも「ガイナックスは金払いがいい」って当時言われてたんだよ。
 その他、全スタッフの給料やお金を貸した記録とかザクザク出てくる!うひー。

●「光速エスパー(新作劇場アニメ)・・・デザイン 山下いくと、都市デザイン シド・ミード、脚本 岡田斗司夫」・・・あ!ここで山下君にメインデザイン頼もうと依頼してたんだ・・・
 「トップをねらえ!」で図表デザイン、「ナディア」でメカデザインとお願いして、いよいよメインデザインに山下君を起用して、そのサブにシド・ミードを配置してたんだよな。オレ、センスいいじゃん!(笑) 
 スポンサーの東芝も大乗り気で、クライマックスの「原子炉暴走事故に、エスパーはミクロ化して炉心に飛び込む。分裂しようとするプルトニウムを両手で押さえて連鎖反応を阻止するために!」っていうプロットだけNGが出たよ(笑)

 ガイナックス版の「光速エスパー」「レインボー戦隊ロビン」という2大リメイク企画は、昔やった「遺言」というイベントでも話すの忘れていたよな~。いま書いてる第5章の後ろに補足でくっつけようかな。

 とまぁ、あさって新宿、しあさって大阪・ナンバのイベント準備に余念がないわけです。

 なのに!今夜はtwitterで公開読書会。
 http://twitter.com/ToshioOkadaを22時ぐらいからフォローしてみてね。
 テキストの「働かざるもの、餓えるべからず」はまだ一行も読んでないんだ。
 読みたくてもずっと我慢してたから、もう楽しみで楽しみでしかたないよ。
 あ~、毎日が35時間ぐらいあればいいのにね!

 今日はここまで。
 じゃ今夜、twitterでお会いしましょう。
 

   


Posted by 岡田斗司夫 at 18:33

週アスこぼれ話+今週のオススメ本+明日の公開読書案内

2009年12月15日

 毎週火曜は週刊アスキー連載の「ま、金ならあるし」余談と、あと本の話をいろいろ。
 紹介した本は一番下にamazonリンク張ったので、興味がある人はどうぞ。適度な読書は人生を適度に豊かにするよ。
 
 今週の連載では1980年代終わりのパソコンゲーム雑誌についてあれこれ書いてる。
 あの当時、とにかくログインはカッコよかったよね。
 80年代初めは夢中になって月刊アスキー読んでたけど、80年代の終わりには毎月ログインが出るのが待ちきれなかった。ログインで紹介されたゲームは全部面白く感じたし、4コマ漫画「べーしっ君」も切り抜いて自作の単行本作ってたよ。
 
 でもね、当時のパソコン雑誌で、なぜか僕がいちばん好きだったのは「ポプコム」。
 ログインやコンプティークに比べると、なんとなく深夜番組っぽいというかローカル局っぽい作りが大好きだった。
 コラムやエッセイが充実してて、その書き手がけっしてパソコン業界では超一流ではなく、すこし外した人だったりアクが強すぎる人ばっかりだったよなぁ。
 ブレイングレイというソフトハウスが、わざわざ見開き広告で、つまり200万以上かけて「弊社開発中の新作『妖怪変紀行』は発売を無期延期します」って告知していた。
 いったいどんな事情があったか知らないけど、とにかくデタラメで楽しい時代だった。
 
 本文中に登場するガイナックス社員(当時)神田善美くんは後に2ちゃんねるで削除人になったと聞いたけど、いま何してるのかな?
 GONZO創立メンバーの一人だったはずなんだけどね。


 さて、発売中のBRUTUSの読書特集に岡田斗司夫が載ってるよ。
 取材では「本を家に入れない方法」「玄関絶対防衛戦」「立ち読みこそ読書の基礎トレーニング」「本屋は合コン」とかいろいろ語ったけど、やっぱり「本棚をダイエット」みたいな切り口になっていた(笑)
 でも、いろんな本を紹介してるので、ぜひ書店で見てね。
 
 で、先週末までの読書で「これは!」をちょっと紹介。
 まず「感動した本」
 
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
 これは目から鱗だったよ。
 いまアニメ化すべきは、なによりこの本だと思う。現在のアニメ市場がかなり行き詰まっていて経済的に立ちゆかなくなってるのは関係者でなくても痛感している。来年度はアニメの数が半減する、とも言われている。
 でも、これ原作にしてすぐにアニメにすべきだよ。
 かつてガンダムを熱狂的に支持してくれた層が一番見たがってるのは、新作のロボットアニメでも萌え系でもなく、実はこういうアニメだと思う。
 いやなにより青春小説としても異色で面白い。
 読むべし!


 次は「うなった本」

「マグネシウム文明論」
 太陽光からレーザー光線が作れる。海水から無限に採取できる金属マグネシウムを石油にかわるエネルギー資源にし、太陽レーザーを当てることにより酸化マグネシウムを再び金属マグネシウムに。
 ありがちな「代用資源もの」「リサイクルもの」だと思ったら大間違い。僕たちは10年後に来る世界的大革命の前夜にいるのかも知れない。
 ネットとコンピュータ技術はこの世界をわずか20年で書き換えた。しかしそれ以上の変化、名著「フリー」でも予測しなかった「無制限のエネルギー」という変化で次の20年は夢のような、あるいは悪夢のような世界になるのだろうか?
 すごいぞ。読め!


 次は「考え方が変わる本」
「日本辺境論」
 内田樹の本なんだから面白いに決まってる。
 日本人は大陸の文化を熱狂的に取り入れ、あるいは無視することによって独自の「辺境思想」とでも呼ぶべきスタンスを手に入れた。なぜ日本人は海外の目をそんなに意識するのか?そんなに日本論が好きなのか?
 なぜ日本ではここまでマンガが発達したのか?
 作者は「外部から受け入れるモノを正統とする=真名」と「以前からあるものを補完思想とする=仮名」という日本語論と組み合わせて、とてつもなく「でかいこと」を言おうとしている。
 頭が良くなるぞ。読まなければ!


 最後に「明日までに、読む本」
「働かざるもの餓えるべからず」

 明日の夜、22時からtwitterでこの本の公開読書をしようと思う。興味ある人はぜひ、twitterのぞきに来てね。
 いちおう、未読の人向けに数分ごとに内容のまとめを「つぶやく」し、いろんな人の発言もできるだけ拾い直す(リツイートという)つもりなので、「読んでなくても面白い」を目指します。
 でも、それまでに準備するなり立ち読みするなりしてくれたら、倍は面白いと思うよ。
 



  


Posted by 岡田斗司夫 at 16:32

YouTubeに「ひとりテレビ」新作公開しました

2009年12月14日

 岡田斗司夫の「ひとりテレビ」の新作を公開しました。
 お題は「100コマの法則」。
 元少年ジャンプ編集長が語る「メガヒットを狙える漫画」の数学的法則とは?
 「岡田斗司夫を探せ」も最後についてるよ。

  


Posted by 岡田斗司夫 at 16:16

僕たちの「伝説」

2009年12月12日

 昨日の明け方、ようやっと「遺言」の第4章を書き上げた。
 「遺言」というのは筑摩書房から来年出る予定の書下ろし本の題名。
 なんでこんな縁起の悪い題名かというと、もともと2007年~2008年にやった連続トークショー「遺言」が元になってるから。
 一回につき3~4時間語りっぱなしのイベントは、現在の「ひとり夜話」の原型なんだけど、内容は「岡田斗司夫のかかわった映像作品の解説」に徹した内容。
 自分の作品解説なんて恥ずかしいに決まってる。でも僕も最近は記憶力が衰えてきたから、覚えてるうちに誰かに聞いて欲しい。
 そう思ってはじめたイベントだから「遺言」。わかりやすいやね。

 でも話題がどんどん転がって、富野さんのガンダム論とかジブリの鈴木さんは悪人だとか、ヤマトの西崎さんは怪物だとか、そりゃもう楽しい。
 シリーズが終わってから一年以上たったけど、実はそのあいだず~~~っと原稿にしていたんだよね。

 「テープ起こし」という、録音をそのまま文字に起こしたのはあるんだけど、それがもう膨大。単行本一冊では絶対に収まらない文字数なんだよ。
 で、それに僕がこの一年以上、さらに書き加えちゃってる(笑)もうアタマおかしいよね!
 
 全部で6章になる予定だけど、その第4章がやっと昨夜終わった、というわけ。
 でね、作業しながら考えてたんだけど、これは「遺言」じゃないね。
 「伝説」だよ。
 僕はいろんな人の「伝説」を語りたいんだ。

 西崎さんや富野さん、宮崎さんや庵野くんの「裏話」じゃない。
 彼らの「英雄譚」を語りたい。
 僕たちの世代、僕たちの好きな世界にも、ちゃんと英雄たちはいた。
 その業績や試練、栄光や挫折を僕は自分が感じたままに語りたい。
 それらひっくるめて、僕が語っているのは、僕たちの時代の「伝説」だったんだ。 

 だからいま筑摩書房に交渉してるんだ。
 題名を「伝説」にしたいって。

 出版社側はちょっとためらってるみたい。
 「遺言」で企画通しちゃったし、「岡田斗司夫が遺言として語る」という部分にウリを感じてるかもしれない。
 とりあえず、ものすごく分厚い本になることだけは確かだ。
 申し訳ないけど、絶対に2000円は超える。それどころか3000円超えるかもしれない。
 でも、絶対に面白い。
 
 いやいや、こんなところで「まだ書いてる最中の本」を熱く語ってる場合じゃないよね。
 第5章、書かなくちゃ。

 今日はここまで。
 明日は日曜だからお休みします。
 じゃ、また月曜にね。  


Posted by 岡田斗司夫 at 23:09

冬コミ同人誌、表紙カッコいい!

2009年12月11日

 冬コミで売る同人誌の表紙デザインができた。
 これ、カッコいいと思わない?
←クリックで拡大するよ!

 前にも書いたけど、往年のハヤカワSFシリーズ、いわゆる銀背のオマージュなんだ。
これのことね。→



 このブログやTwitterでも何度か質問受けたけど、デザインはハシガミヒサコさん。サイドバーのリンク集にも彼女のがあるから、ぜひ見に行ってね。
 「ひとり夜話」のステッカーやTwitterのアイコンキャラも彼女の作品。
 ぜひごひいきに、仕事あげてください(笑)

 中身もすごいよ。
 二段組みでもう真っ黒なほど文字がぎっしり!
 読み応え、すごいです。期待しててね。
 コミケのブースは30日(水)西館「れ01a」
 マンガ専門書店やネット販売でコミケット・カタログが発売されてるから、かならずあらかじめ場所を確認してから来てね。
 毎年、「まぁ行けばなんとかなるだろう」とタカをくくって、お目当ての場所にすら行き着けずあきらめて帰った人の話、聞くからね。
 
 では、今日は大学の講義があるからここまで。
 また、明日ね。  


Posted by 岡田斗司夫 at 12:38

蔵書は負債である

2009年12月10日

 昨夜、twitterで出た話題なんだけどね。
 ある人が「積ん読が増えてフラストレーションがたまっていた」って話したんだよ。「積ん読」というのは、本を買ってきたけど読まずに積み上げてる状態のこと。ま、オジサン世代の共通語だと思ってくれたまえ(笑)
 で、僕がその人に「読書と言うのは全部読むことじゃないんだ。それをしてたら、本が多量に読めない。もちろん小説やマンガは全部読んで楽しむものだけど、こういう研究書やビジネス書は「いかに自分の関心があって『面白がれそうな部分』をつまみ読みするのか」が醍醐味だと思う。」って返した。
 
 以前の僕は「買った本は全部読まなきゃ!」と思っていたんだ。もちろんどの本も読みたくて買ってるんだけど、徐々に部屋が本で埋まり出す。
 いわゆる山のように「積ん読」で部屋がいっぱいになっちゃう。
 で、ダイエットしたときに、考え方を変えた。
 「読まなきゃ」と思ってる本で、過去三ヶ月開いてない本は売る。
 また読もう、と思ってる本でも正直「もう読まないだろう」と思う本も売る。
 とにかくなにがなんでも、蔵書の量を半分にする。
 
 この蔵書半減大リストラを、いままでに3回ぐらいやったんだ。
 1/2を3回やった、ということは蔵書の量は?そう、以前の1/8ぐらいになった。
 やってみてわかったんだけど、1/8でも充分に多いよ(笑)
 
 でもね、辛かったし、もったいなかったよ。
 だって「読んでない本」でも売っちゃうんだから。
 もう自分がイヤになるし、恥ずかしいような情けないような、本当に辛かったなぁ。
 
 でもさ、考えてみたら不思議だよね。
 「読まないで手放す」のがそんなに惜しいなら、なんで「買った本を何ヶ月も読まない」ことは辛くないんだろう?
 そう考えはじめると、徐々に僕は蔵書を違った目で見るようになった。
 
 前の僕は、蔵書を「財産」として見ていた。「資産」と言い換えてもいい。
 でも昨夜、twitterしてる最中にいきなりひらめいたんだ。
 
 いまの僕にとって、未読の蔵書は「負債」なんだ!
 
 だって、本を買うときにすでにお金は払ってるわけじゃない?つまりここで金銭の支払いは済んで、もうお金は返ってこない。
 ところが、次に本というのは「自分の時間」という支払いが必要だ。
 お金は節約できるし稼ぐことだってできる。でも自分の時間というのは最も重要な通貨なんだよね。
 
 「本を買う」のは円という「経済通貨」での支払い。
 「本を読む」のは「時間通貨」での支払い。
 じゃあ、「まだ読んでない・いつか読まなきゃいけない蔵書」っていうのは、「時間通貨の支払い待ち」の負債じゃないのか?
 「いつか読まなきゃ」と気になってる状態というのは、「支払いの利子だけ払ってるけど元本が減ってない状態」じゃないのか?
 
 いや、自分でもヘンな考えだとは思うんだけど、なんか腑に落ちたなぁ。
 twitterで「金は本屋で支払済みでしょ?あとは自分の時間と言う最重要通貨の支払いが待ってる。いつか読む、というのはそれをローンで利子だけ払ってるようなものだよ。読んでない本は資産ではなく、負債なんだ」って一気につぶやいたら、自分でも驚くほど納得できたんだ。
 
 昨夜は「嫌消費世代の研究」という堅い本を90分ほどで通読しながらtwitterでつぶやき実況という「公開読書」をした。
 時間が短いから、どうしても要所要所だけ読むことになるし、興味ない部分はどんどん飛ばして読んじゃう。
 もったいない読み方だし作者に失礼かな?とも思ったんだけど、この方法なら「買ってきたその日に読める」んだよ。
 
 せっかく読みたくて買った本を「負債化」しちゃうより、もういっそ「飛ばし読み」したほうがお互いに幸せかも知れない。
 特に堅い本や研究書は、どうせ僕たちは素人なんだから「面白がる」ための読書でいいんじゃないかな?専門家の知見をすみずみまで知らなくても、自分の「面白がる心」を減速させないように、チャチャっと読んじゃう方が楽しいし、けっきょく「覚えたい部分」はそれでもちゃんと頭に残るよ。
 無理して読んでも、わりと残らないしね(笑)
 
 とりあえず、最近の僕は「買った本はできるだけ週のうちに読む」「毎月、買った本の数だけ蔵書は売る」を守っている。
 おかげで蔵書は1/8をキープ。部屋は片付くし掃除しやすくて、本に囲まれた前よりは過ごしやすい生活を手に入れた。
 ま、こんな考えがあるんだということで。
 ちょっと面白いでしょ?
 
 今日はここまで。
 あすあさっては大学の講義で大阪出張だから、短い目の更新になるかも。
 じゃ、また明日ね。
   


Posted by 岡田斗司夫 at 22:14

岡田斗司夫の「ひとり夜話」レポート集。大作です!

2009年12月09日

 11月の「岡田斗司夫の ひとり夜話」トークイベントについての感想ブログを紹介&軽くランキングしました。
 ランキングの★は「イベントに来ていない人へ読ませることを考えているか?」「主観/説明のブレンドの心地よさ」みたいな感じで大雑把に採点しています。
 
 …という僕の感想はどうでもいいんだ。
 リンク先のブログを読んだ人は、ぜひそれぞれのブログに感想を書いてあげてください。
 「面白かった!」
 「岡田さんは★★だったけど、私は★★★★以上だと思います」
 「もうこれでわざわざ新宿まで行って2000円払わずに済みます!」
 「オレもあのイベント言ったけど、全然違うぞオンドリャ」
 「まぁ、君は全体で中の下かな(笑)」
 など、なんでも結構!
 
 コメントが、反応が、リアクションが彼らをさらに優秀にし、感性や批判力や観察眼や知性、なによりも「面白力」を育てると思います。
 僕自身もそうやって育てられました。
 
 今日はここまで。
 お楽しみの続きは、以下のリンクで。
 じゃ、また明日ね。
 
 

冒険野郎マクガイヤー
http://d.hatena.ne.jp/macgyer/20091130
かなり丁寧で正確。三日目の考察も興味深いなぁ。
★★★★★

端倉れんげ草
http://d.hatena.ne.jp/eg_2/20091130
ああ、レポートを自分のものに消化できてるね~
もう自由自在な分、ときどき自分だけの世界に行っちゃうのはご愛嬌。
★★★★★

これはブログだ…と思いたい。
http://64576165.at.webry.info/200911/article_20.html
全体によくまとまってる。臨場感がある。
★★★★

夜話×夜話
http://yawayawa.otaden.jp/e70066.html
話した内容を再現ではなく、かなりまとめてるので理解しやすい。
自分の意見と言うよりも「岡田はこう考えてるんじゃないか」という推理が挟まれながら進行するレポート。
★★★★

美術部部室
http://oismgm.cocolog-nifty.com/turezure/2009/11/post-c887.html
http://oismgm.cocolog-nifty.com/turezure/2009/11/post-2d90.html
短い目だけどコメントの知的さは抜群。その分、素の感情が見えにくいのは残念。
★★★

413 バリアカンパニーリポート
http://hekiei.blog115.fc2.com/blog-entry-70.html
自分が感動した第二部に特化して書き込み。岡田が話したことから、自分の連想へと話はダダ流れるが面白いから良し。
★★★

地球にマンガがある限り!
http://d.hatena.ne.jp/Fujiko/
前半を重点的に、他の記事やこのブログとリンクしながら書いている。やや短いけどよくまとまってる。
★★★

空見て暮らせ
http://tarenagashi-days.at.webry.info/200911/article_20.html
http://tarenagashi-days.at.webry.info/200912/article_5.html
短いけど、自分の見解も展開してていいんじゃないかな?
★★

絵の事なんて語れないよ。
http://fujiatsu302.blog69.fc2.com/blog-entry-43.html
すごく主観的に書いてるから、気持ちは伝わるけど内容は伝わらない(笑)
次回はもうちょっと頑張ろう。
★★

だしノート
http://dassie.tumblr.com/
まとめというより、自分が思ったことや連想したことが中心。
★★

不思議の国にいる君へ
http://alias.seesaa.net/article/134180793.html
http://alias.seesaa.net/article/134264658.html
http://alias.seesaa.net/article/134361041.html
http://alias.seesaa.net/article/134441279.html
http://alias.seesaa.net/article/134625696.html
短くてサクっと読める。大作が多いので、目次がわりに便利かも。
★★

さくら日和
http://sakurasakurasakura3.blog53.fc2.com/blog-entry-718.html
短いけど濃い。イベントの感想中心で、参加してない人にはわかりづらいところが惜しい。
★★

C太郎の大雑把にロジカル
http://ameblo.jp/ctarou/entry-10396953363.html
まとめも、解釈もよろしい。でも、他の日も書きなさい!(笑)


馬の骨
http://yellow456.seesaa.net/
トークショーから考えたこと中心。だから他の日も書きなさいって(笑)


日記 「ひとり夜話1」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1347628726&owner_id=2473503
まとめが大雑把で主観的すぎて、このレポートだけだと誤解される。
他のレポートを見たあとにはいいかも。


M2-blog
http://m2-mustang.blogspot.com/
ブログに書くから」という約束でレジュメ送ったのに書くようすなし。
おーい、どうなってる?

  


Posted by 岡田斗司夫 at 21:15

今夜、twitter読書(予定)

2009年12月09日

 仕事の都合でどうなるか確約できないけど、たぶん22時よりtwitterで公開読書します。
 今夜のテキストは『嫌消費世代の研究』。
 興味ある方はhttp://twitter.com/ToshioOkadaまで。
   


Posted by 岡田斗司夫 at 13:03