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魁!ブログ塾(その2)

2009年12月04日

  twitterで公開読書をした。
 題材は『フリー;<無料>からお金を生み出す新戦略』(クリス・アンダーソン)NHK出版


 公開読書という用語はその場で適当に考えたものだから、twitter読書と呼ぶのがいいかもしれない。
 数ページ読むごとに内容のまとめを140文字で「つぶやく」。フォロワーの人が投げかける質問にも適時答えながら、二時間程度で50ページ~100ページを読み進める。
 誰かが「公開読書というより、読み聞かせですね」と言ったけど、かなり当たってるかも。
 「岡田斗司夫は読みながらなにを考えて、どのように読んでいるのか」が同時進行で伝えられた。いつも本を読んでるときに頭の中はどうなってるのか、見せたいなぁと思っていたから、僕としてもやりがいのあるイベントだったよ。
 ここにまとめサイトがあるから、興味のある人はどうぞ。
 
 でね、この「140文字にまとめる」というのがあんがい難しい。原文そのままを入力したら長すぎるし、考え込んじゃったらスピード感が失われる。
 原文のエッセンスを抜き出して、なんとか面白く短くまとめようと悪戦苦闘したわけ。
 おかげで、えっらい勉強になったよ。
 
 読んでた人はお礼言ってくれたけど、まちがいなく一番得したのは僕だよ。
 だって理解度がぜんぜん違うんだ、流し読みするのと。
 やっぱり「人に伝える」というのは、最大の学習だね。
 前回の「ひとり夜話」で「みんな、帰ったらブログ書こうよ」って訴えたのはその辺の意味が大きいんだけど、自分でも効果が確認できた。
 なにか考えたり「わかった!」と思ったら、絶対に人に伝えた方がいいよね。
 
 読書会とかにも誘われたことあるけど、読み方はひとりひとり違う。内容がまったく理解できず、全然読めてない人もいる。敵意丸出しで読みはじめた結果、誤読しまくってる人もいる。
 読書は本だけじゃなく、読む人の能力や器も試される。
 その点、ブログやtwitterは便利だよね。
 書く方は勉強になるし、読む方は最初の数センテンスだけで読み手の技量や器がわかって、「読み進めるべきか」が判断できる。
 
 だから、逆に書くときは注意した方がいいよ。
 やたら上から目線で「こんな本よりオレ様のほうが頭がいいんだ!」みたいな態度は損するよ。
 ブログで書評買いてる人には「中身の紹介+批評」になってる人が多い。
 なかには「中身の紹介=ちょっぴり」、「オレ様の批評=どっさり」になっちゃってるブログもある。
 気持ちはすっごくわかる。
 本を読んだときに「言いたいこと」が山のようにあるのは素晴らしいことなんだけど、それを全部書かない方がいいって(笑)
 
 大事なのは「中身の紹介+面白がり方の紹介」だよ。
 批評じゃなくて「面白がり方」
 もしつまんない本を読んじゃったなら、それはスルーして「人に伝えられずにはいられないほど面白い!」って思った時だけブログに書けばいい。
 つまんない本を読んだなら、それだけで1時間以上の時間を費やしちゃってるわけじゃない?そのうえプラス1時間かけてブログに書いて、読む人がひとり一分だとしても、600人が読んだらのべ10時間だよ。
 膨大なムダ時間が消費されてしまうじゃない?
 
 面白かった時だけ書けばいい。
 だから内容は「面白がり方」を中心に。
 あと「書いてるときは笑顔」を忘れずにね!
 
 今日はここまで。
 じゃあ、また明日ね。
   


Posted by 岡田斗司夫 at 16:54