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週刊アスキー「ま、金ならあるし」こぼれ話

2009年12月01日

 これから毎週火曜、週刊アスキー発売日は「ま、金ならあるし」の連載こぼれ話を書こうと思う。
 「ま、金ならあるし」というのは、同誌の最終ページに掲載されている僕の1ページコラム。
 当初は「印税長者となった岡田斗司夫が、どんなくだらない理由で元の貧乏人に転がり落ちるか」という趣味の悪い露悪的な企画だった。
 いや、この連載を考えたときの僕、本当に方向性に迷っていたんだよねぇ。

 しかし、いつしか連載は「お金にまつわるアレコレ」を書く場になっていった。
 これ、僕自身も書いてて楽しくてしょうがない。
 つまり世の中の森羅万象、過去の出来事までもすべて「お金の動き」という補助線で切ったらどう見えるのか?という新しい視点が面白くて仕方ないんだ。
 
 昔、大阪の田舎でSFショップしていた頃にロサンゼルスにオモチャを買い付けに行った話。
 DAICONⅢというSF大会で、生まれて初めてアニメを作った話。
 いま書いてるのは、後に最高裁判所まで戦ったけど「有害図書」という烙印を押されてしまったガイナックスのパソゲー『電脳学園』の誕生秘話と、後のヒット作連発で大もうけして社内の結束が崩れていく大河ドラマになる予定。

 すべてお金をキーワードに語っている。
 お金が無くて困った話。
 お金しか無くて困った話。
 この世のすべては金で解決できない。
 でも、大部分の事は金の力で「なんとかなって」しまう。
 しかし困ったことに、金の力で「なんとかなって」しまった事柄は、さらに多くの「金の力ではどうにもならないトラブル」を呼び起こしてしまう。
 
 まるで『マクベス』の魔女だね。
 「増やせ、増えろ、苦労を、難儀を」だっけ?

 そんな恐ろしくも僕たちを魅了するお金と、オタク文化の関係。
 それがテーマの連載なんだ。

 さて、今週の連載分では、「天才軍師」という呼び名で登場した赤井孝美が延々とパソコン画面で女の子の乳首の色ばっかり塗っている。
 twitterでも「赤井さんといえば乳首という印象になってしまった」とつぶやかれる始末だ。
 いや、でも本当に当時のパソゲー、それもアダルトソフトの乳首の色は酷かったんだよ。
 もう、どピンクそのもの!茶碗のように巨大な乳首が蛍光ピンクで光ってたんだ。

 「岡田さん、許せませんね」
 「おう赤井君、こやつらに天誅をくわえてやらねば。しかるべき罰をくらわしてやらねば!
 という、まるで『魔少年BT』のような応酬を毎日していたんだ。

 バカだったよなぁ、あの頃は。
 いや、いまでもこんな原稿を書いてるんだからバカには変わりないけど、あの当時は本気で「パソゲー界の乳首の色論争に決着をつける!」と息巻いて仕事していたよ。
 ああ、書いていて我ながら情けない。

 そんなコラムが載っている週刊アスキー、ただいま絶賛発売中です。

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。  


Posted by 岡田斗司夫 at 23:25