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読書打率を上げる

2009年11月07日

 今日は「ノート」について。
 もう10年以上、同じノートの使い方をしている。最近のノートから、気になった書き込みを拾ってみよう。
 
「本の打率を上げる」
 なんとなくわかるかな?
 
 先日、本棚の取材を受けてからずっと、自分の読書術について考えていた。
 その時にも話したんだけど、僕は事務所内の本棚容積分しか本を持たない、と決めているんだ。
 なので、一冊本を買おうと思ったら、まず一冊、本を手放さなくちゃいけない。
 どのように手放す本を選ぶかは雑誌記事を読んでもらえばいいけど、こういうやり方をしてると何より大事なのが「本の打率を上げる」ことだ。
 
 つまり、余計な本を買わない。
 「余計な本」とはなにか?
 
 「つまらない本」ではない。
 それは本読みにとって共存するしかないリスクだ。
 なによりも「つまらない」というのは、自分がその本からそれだけの価値しかくみ取れなかったという敗北宣言なんだから、できるだけ口にすべきじゃない。
 
 別れた女の悪口を言う男は、最低の男だ。
 同じく、読んだ本や見た映画の悪口ばかり言ってると、心根が卑しくなってしまう。
 このあたり自戒も含めて書いてるので、かなり心苦しいけどね(笑)。
 
 では「余計な本」とか?
 僕の定義は「一週間以内に読まない本」「今夜、読み始めない本」だ。
 「いつか読む本」は買ってはいけない。
 でないと本棚から溢れる本に一生、悩まされることになっちゃう。
 いちおう、「いつか読む本」「読まなくちゃいけない本」の棚も一列だけ作ってる。
 もしそういう本を買いたくなったら、現在の本棚から未読の本を一冊手放すことになるわけだ。

 これはね、辛いよ(笑)
 ハンバーガーの7/8を捨てるのと同質の抵抗感と罪悪感がある。
 でも「未読の本を手放す」というのをあるていど習慣化しないと、なかなか打率はあがらない。
 本棚に余計な脂肪だけが溜まっちゃうからね。
 
 というわけで、書店で買うかどうか迷ったときの判断基準が「今週中に読めるか?」なので、最近の僕の打率はどんどん上がっている。
 欠点として「読みやすい本ばかり選んでしまう」という傾向もあるけど、この対応策はまたいつか語りましょう。
 
 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。  


Posted by 岡田斗司夫 at 08:11