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サイン会中止のお知らせプラスα

2009年06月12日

 来週木曜に予定していた、池袋ジュンク堂のサイン会が中止になりました。
 トークショーを予定していた唐沢俊一さんが、心不全で入院されたためです。
 幸い、命には別状ないようですが、トークショー等をできるような状態ではありません。
 
 というわけで、おまけの僕のサイン会も中止になってしまいました。
 楽しみにしてくれていた皆さんにお詫びすると共に、唐沢さんの一日も早い回復を祈ります。

 昨年より、中学高校時代の友人や同年代(やや年下)の業界知人が、なぜか次々と鬼籍に入っています。
 まだそういう年では、と思ってたのになぁ。
 僕は「心臓弁膜症」という先天性の心臓器官異常があるので、もともと数ヶ月しか生きられない子供として生まれました。
 それが幸運にも、もっとも死にやすい乳児期を乗り切れたため、いまだ生きることができています。
 つまり、僕の1歳からこっちの人生すべてが「おまけ」みたいなもんなんですよね(笑)
 だから、同年代の仲間達の訃報を聞くたびに、悲しいと共に不思議な気持ちになります。

 え〜、なにが言いたいかというと、このブログを見ているみなさんだけでも、いつまでも元気でありますように。
 今日はここまでです。また明日。
 おやすみなさい。  


Posted by 岡田斗司夫 at 23:06

本当の米なんかいらん!

2009年06月12日

 先日、ちょっと高い目の和食屋に行った。
 と、案内してくれた人が目配せして「ここのご飯、美味しいでしょ?」「はい?あ、たしかに」と答えた。
 「本当の無農薬の米、使ってるんですよ」とうれしそうに教えてくれた。
 「市場に出回ってる無農薬の米じゃなくて、本物なんです」
 仲居さんも会話に入って「農家の方が、自分の家用にほんのちょっとだけ作ったお米を特別に分けていただいてるんです」と教えてくれた。
 
 なんだかすごくイヤな気分だ。

 もちろん、そういう米を入手したお店の努力は賞賛されるべきだ。
 僕を案内してくれた人も、そのもてなしの心に感謝すべきだろう。
 でもね、なんかヘンじゃない?じゃあ市場に出回ってる「ニセの無農薬米」を食わされてる人たちはどうなるの?
 そんな「ニセの無農薬米」を出荷するような農家からありがたく拝領した米、僕はイヤだな。
 「ニセの無農薬米」を平気で出荷するような農家が、「これは本物の無農薬米」と言い張っても、信用できないじゃない?

 別に農家の方が特別の米を作るのはあたりまえだと思う。
 でも、「売っちゃった」瞬間に、その人は嘘つきになると思う。
 だから、作ってもかまわないし、僕たちの知らないところで食うのもかまわない。黙って食ってくれ。

 レストランがそういう米を仕入れる努力も否定しない。
 でも、客に誇らしげに言うな。黙って出してくれ。
 客もありがたがって聞くな。
 「渇しても盗泉の水は飲まず」という言葉もあるじゃないか。

 いまの世の中、こういう情報を入手して「本物」を安く手に入れられる人が勝ち組だ、と思いこまされがちだ。
 僕のように芸能界の端っこだかスラム街だかわかんないところに片足置いてると、そういう「ここだけの美味しい話」は腐るほど聞く。
 でも、「本物の無農薬米」を食って体を浄化しても、根性が腐っちゃったらそれ以上に損だと思うけどね。
 男から見栄と意地とったら、なんにも残んないんだから。ここは「じゃあオレはニセの無農薬米を食う!」でいいじゃないですか。

 ・・・てなことを怒鳴るわけにもいかず、とりあえず気弱に「美味しいですね」とか相づちうちながら飯を食った、弱気な僕であった。
 「男」じゃないねぇ(笑)

 でもね、「本当の無農薬米」は別に美味しくなかったよ。


   


Posted by 岡田斗司夫 at 13:55