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一万時間の法則

2009年04月22日

 「一万時間の法則」をご存じだろうか?
 僕は教育業界で聞いたんだけど、他の業界でも「知ってる人は知ってる常識」みたいな法則だ。簡単に要約すると、こうなる。

★一人前以上の能力を身につけるには、どんな職種でも一万時間以上のトレーニングが必要。逆に言えば、一万時間以上のトレーニングができない場合、その能力はプロレベルにはならない。

 たしかに、僕が知ってる限り絵の上手いヤツ、それもプロになるようなヤツというのは例外なく年がら年中、絵を描いている。もちろんゲームもするし映画も見るしマンガも読むんだけど、そのぶん寝る時間を削ってまで描いている。
 モデラーだって、小説家だって、同じだ。僕の知り合いで自分の才能というか能力で喰ってるヤツというのは、だいたいこの一万時間の法則で説明がつく。20代前半で一万時間の訓練を終えているかどうか、そのあたりに「プロとして喰っていけるかどうか」の分岐点がありそうだ。

 では、僕自身はどうだろうか?いったい、いままでどんな訓練を一万時間やってきたのか?
 本も書いてるし、大学でも教えているし、GyaOジョッキーみたいな「ひとりしゃべり」も仕事としてこなせてるんだから、なにかしらのスキルはあるんだろう。でもどんな訓練を、それも一万時間以上やってきたのだろうか?
 一万時間というと、毎日3時間で10年近くの積み上げが必要だ。
 熱中したとして、毎日10時間でも3年。SF大会やってた頃やアニメ作っていた頃はもちろんそれぐらい働いていたけど、「トレーニング」というのは思いつかない。

 アレコレ考えて、ハッと気がついた。
 あ、そうだ。僕は「仮説と検証」という作業を、それこそこの20年以上毎日3時間はやってるなぁ。
 日によっては5時間6時間と続けるときもあるし、たしかに一万時間以上は絶対に積み重ねているはずだ。
 ふうむ、ということは・・・面白い!

 昨年末からずっと、いわゆる「次回作」について考えてきた。それについての回答にもなりそうだなぁ。
 もうしばらく、「仮説と検証」を続けてみることにします。
   


Posted by 岡田斗司夫 at 21:27